エッセイ

適応障害になりました

適応障害で苦しんでいる男性

わたくし、この度めでたく適応障害と診断され、会社を辞めることとなりました。

自分は結構メンタルが強い方だと思っていたので油断しておりました。

今思えば、仕事を辞める3ヶ月前くらいから徐々に体に異変がありました。

・朝起きれない

・不眠症

・食欲がない

・職場に行くと変な汗が出る

・なにもやる気力が起こらない

・物忘れがひどくなる

・謎の湿疹(これは元々アトピーだからとそこまで気にしていませんでした)

といった症状でございます。

人によって様々な症状がでるようですが、大体これに当てはまるかもしれません。

みなさんお気をつけください。

 

上記の症状が続いており、体調が明らかにおかしいな、、、と思い、仕事の後、メンタルクリニックに直行。

休みがなかなか取れなかったので、

夜遅くまで営業していたメンタルクリニック様には本当に感謝感激でした。

仕事が終わり、病院に着いたのが夜の8時、

あまりの人の多さにびっくりしました。

軽く30人は入るであろう待合室がパンパンでした。

こんなにも精神の病で苦しんでいる人がいるなんて、、、こんな世の中ぴえんです。

 

診察の時間になり、先生に症状を相談。

適応障害のふしがありますねえと宣告されました。

そして

採血。

アンケート用紙を記入。

その際、いっしょに心理テストのようなものを行いました。

「紙に一本の木を描いてください。」

先生にそう言われて、木を描きました。

これでなにかわかるのか?と思い、調べると

バウムテスト(投影樹木画法)と呼ばれるものらしいです。

紙に木を描いた場所や大きさ、筆圧などで精神状態を測るようです。

大体どんな木を描いてもなにかしらの説明はあるようでした。

その時、僕は右上に小さく描きました。

小さな木は、「自分に自信がなく、消極的。」

右上は、「計画性があって、慎重。」

正直全然当てはまってる気はしませんでしたが。気にしません。木だけにね!へ!

睡眠薬を処方してもらい、その日は診察を終えました。

 

後日、職場に辞める意思を伝え、病院へ。

採血の結果とアンケートなどを考慮して診察していただいたのですが、

採血の結果、すごく危険な状態だと言われました。

50点満点中46点。

これはコラショに褒められます。コラショ!ヨイショ!頑張るぞ!です。

点数が高ければ高いほど危険な状態らしいです。

ダリのような木を描いていればもしかしたら満点だったかもしれません。

 

医者「今の仕事はすぐに辞めた方がいいよ、もう辞める予定はありますか?」

僕 「辞めることは伝えました。ただあと1ヶ月は働かないといけません。」

医者「働ける状況じゃないのでは?」

僕 「そうですね、、、」

医者「診断書かきますね。これですぐに辞められるので。」

僕 「え!そうなんですか?」

無知な僕は全く知りませんでした。

就労不可?休業命令?的な診断書を書いてもらえるらしいのです。

これがわかった瞬間、憑き物が取れたようにとてつもなく楽になりました。

許されるならその場で先生を胴上げしてあげたかったくらいです。

そうか、もう我慢しなくていいのか。

泣きそうでした。

テレビなんかで我慢しすぎてパンクしちゃうひとや、過労死する人。

以前は、そんなのすぐやめればいいのに。。。とか思ってたんですけど

自分の状態がどれだけやばいかって、わかんないもんなんですね。

客観視してもらうことの重要性。

無理しない。自分に甘く生きていこうと誓いました。

 

次の日、就労不可の診断書を上司に提出しました。

すると、

「こんなのって、言ったもん勝ちだからね〜。あーいうとこ行ったら、なにかしら言われるんだよ。

引き継ぎはちゃんとしてね。」

なんやこいつ。

なにも引き継がず秒でやめてやろうと思いましたが、さすがにそれはと思い、引き継ぎの為1日だけ出勤。

この1日めちゃめちゃながい。

引き継ぐことそんなないし、いや僕なんなら半年しか働いてないし。。。

 

僕は、入社して半年だったのですが、その間に5〜6人の人間が不祥事などで辞めていき、

所属していた部署では、僕の社歴が2番目というコント風の会社でした。

何十年も働いてた気がするし、一瞬だったきもする。。。(ジーク・イェーガー)

 

メンタルクリニックの先生(始祖ユミル)のおかげで

仕事を辞めて、1ヶ月ほど経ちました。

かなり精神面が楽になりました。

そして今、ポケモンの新作アルセウスをしています。

みなさん絶対に無理しないでくださいね。

壁の向こうには幸せが待ってますよ。

ブログ村

-エッセイ
-, , ,

© 2024 GINGER.COM Powered by AFFINGER5