エッセイ

浮気癖は治るのでしょうか

「もう絶対浮気しないから…」

男女に限らず1度浮気した人間はまた浮気を繰り返す…

こんなセリフを聞いたことがある。

自分もその考えには大いに賛同である。

なにを隠そう自分自身が今までそうだったからである。

しかし今回は別件だ。以前までは自分は浮気をすると公言していた。

もうしないなどといったことはいまだかつてなかったのである。

でももうそんなことはやめて1人の人間を愛そうではないか。

純愛、炸裂させてみようではないか。

自分自身に自信はあるだろうか。

例えば。ある日の昼下がり、突然インターホンが鳴る。

僕は玄関を開ける。そこにはグラマーな女性が笑みを浮かべて立っている。

「え、なんですか?」

「あなたのことが気になって、つけてきたの。今夜のお相手はもうお決まりかしら?」

「いえ、決まっておりませんがあいにく彼女がおりましてそんなことは…」

「あら、そうなのね。それはすごく残念。すごく残念よ。どうやら理性が働いているようね。でも男って生き物は本能従うべきだわ。」

玄関先の女はそんなことをいいながら谷間を見せつけてくる。

すごく柔らかそうだ。いますぐ包まれたい。

そこに包まれてそのままオーブンにぶち込まれてこんがり焼かれてもいい。

そんな欲望が襲ってくる。すると女が欲望に拍車をかけてくる。

「あなたの意見をきいてるんじゃないの。そんな上っ面の常識なんて結構よ。」

「でも、だめです。そんな、いけません。」

「それならあなたの体に聞いてみようかしら?こちらのほうがずっと正直よ?」

僕の股間はこくりとうなずいた。

だめだ。こんな悪い女が玄関先にきたらまた浮気してしまう。

そこで浮気しない方法を考えた。

「浮気癖 治す方法 男」クリック。

浮気が治らない原因

その記事ににはこう書いてあった。

・浮気の罪悪感がない

・相手に対する配慮が欠けているため

・コミュニケーションが不足しているため

・男性ホルモンの量が多いため

思いやり、とか気持ちとかそんな曖昧なものはとりあえずおいておこう。

僕たちは知的な動物ではないか。科学的な観点んで考えるべきだ。

この「浮気が治らない原因」の中で最も科学的、生物学的な原因にフォーカスしているのは

「男性ホルモンの量が多いため」というものだ。

男性ホルモンの量が多いので性欲が強い。

理性で制御できない。ということだろう。

これは大いに実感する。僕は一度病院で男性ホルモンの量が多いと指摘されたことがあるからだ。

浮気の原因がこれだとすると男性ホルモンの量をへらす必要がある。支障が出ない程度に。

女性ホルモンを注射してみる。ということも考えた。

これはこわい。変な影響が出そうだ。

女性ホルモンを注入して乳房が出てきたらそれこそ浮気とか以前の問題になってくるだろう。

そこでいい方法を考えた。

豆乳を飲むというものだ。

豆乳を摂取すると女性ホルモンがすこし増加するということをきいたことがある。

科学的根拠はない。

しかしやってみる価値はある。

「これからは豆乳を飲むので浮気しないと思います。女性ホルモンが活発になるからです。科学的根拠はございません。」

これで納得してもらえるだろうか。

「こいつもう駄目だな。」って思われないだろうか。

浮気癖が治った人っていますか?

他の解決策も探してみた。

浮気関連の記事を探していると、Q&A形式のサイトにたどり着いた。

いわゆる知恵袋的な奴だ。

信用ならんが、これをみると安心する。

そこに「浮気癖治った人っていますか?」という題のQ.。

●二度と浮気できるカネが無くなった

●腹が出てあまり勃たなくなって浮気出来なくなった

これらで浮気癖が治った事例があります。

なるほど。

ちなみに今僕は無職である。金はもちろんない。

ずっと家にいる。運動もしていない。腹は出てきたが変わらず息子は元気だ。

どうやらこのベストアンサーは役に立たなさそうだ。

長い戦いになりそうだ…研究は続いていく…

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