エッセイ

禁酒1日目に身体に起こったこと

むがあああああ。。。

身体が重い。起きるんだ。俺。頑張れ。

さもないと遅刻するぞ!!

頑張れ!!!!

 

 

そんなことを脳に必死に伝えむくりと起き上がる。

つらい。だるい。しんどい。

それは僕の毎日のルーティーンでありました。

とにかく起きるまでのハードルが高い。

実際には起きているのですが身体が起きないのです。

この鉛のような身体の重ささ、そして睡魔の誘惑に負け、何度遅刻したことでしょうか。(仕事を飛んだことも含む)

別にいいんです。ありのままで、そうです。

起きれないならそれが僕。

 

そう思った時期もありました。

しかし、ふと

 

気づく。

 

おや、もしかすると自分は「酒」を飲んでいるからこんなにも身体が重いのではないかということに。

気づくのは遅すぎたかもしれません。

しかし人生一応事故などなければ80年くらい生きるわけですから、それくらいええですやんか?

気づくの遅い。それも自分のええとこ。

ちょこん。

 

 

そんなわけで禁酒始めました。

1日目。

今日。

 

 

うん。爽快。

 

めっちゃ軽い。

 

身体だけじゃございません。

 

 

心も軽いんです。

 

頭も軽い。ゆえに心も軽い。

 

 

難点神秘的なんや。人間ちゅうのは。

久々に感動を覚えました。

僕、忘れてました。この朝の感じ。

 

ふと、目が覚めたら身体の中が空っぽ。

カーテン開けたらまだ日は完全には上がってない。

窓開けてみる。

 

そよそよ~~。

風入ってきた。

うん。

気持ちええやん。

 

そんな感覚。

学生以来あったかしら。

 

そして、

だんだん日が昇ってきて。

「朝やな~」

とふとつぶやく。

 

僕、今健康的やん。

 

 

なんで?

 

自分に疑問を抱く。

それは悪い疑問やない。

もっとポップな、そんでもって知識欲に飢えている灘中の学生のようなものです。

 

 

そや、、、

 

 

僕、昨日一滴も酒飲んでない。

何か月ぶりやろ。

 

 

ええやん、自分ええやん。

 

 

やれるやんか。

そんでもって調子乗って運動してみる。

 

 

スクワット100回。

 

 

きつい。太ももガクガクや。

 

でもその後、脳を直撃する高揚感。

 

 

たまらんやんか。

 

 

たまには禁酒もええんとちゃいます?

 

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