エッセイ

無職も浮気も悪いことではない

「あなたといても未来がみえない。」

僕はそれに対して何も言い返せなかった。事実でしかないからだ。

厳密にいうと未来は誰にもみえないが、ある程度想像はできる。

30代でそこそこ大きな会社で働いていて順調に出世コースに乗っている人間の未来は想像はできる。

しかしだ。僕は無職、そして仕事をすぐにやめる、僕との未来は想像できないだろう。

そしておまけに浮気をしてしまう。ダメ人間だ。

ただ言い訳させてほしい。無職も浮気も悪いことではないということ。

働かないで税金で飯食ってて何が悪いのでしょうか。

払った税金だこれは。僕と国とでWINWINの関係ではないか。

そして僕が働き出せばまた国に税金を納めることになる。

失業手当の一部でスーパーのちょっと高い刺身を買ってもよかろう。

失業手当の一部でマッチングアプリの月額料金に課金してもよかろう。

失業手当の一部でガールズバーに通ってもよかろう。

よかろうしかない。なんなら生きてるだけで税金を納めている。

その顕著な例がタバコである。

僕は喫煙者だ。1日に1箱吸う。500円だ。タバコのほとんどは税金であるからして無職なのにも関わらずこの大日本帝国に寄付している形になる。

素晴らしいことではないか。

自分を犠牲にして国に税金を納めているのだ。

彼女と遊び相手はメロンとスイカくらい違う

浮気については相手を傷つけてしまうのでよくないと思う反面、しょうがない部分もある。

そもそも彼女と遊び相手は全くの別物だ。メロンとスイカくらい違う。

メロンは果物。スイカは野菜。

彼女はメロン。浮気相手は野菜。

どうせ遊ぶなら彼女なんか作らなければいいじゃないか、という輩がいるがそれはおかしい。

彼女ができて、結果的に遊んだのである。

「よ~っし遊ぶぞ~!!」と思っていたんじゃない。

生理現象なのだこれは。

日常では脳が体を支配しているが、ある瞬間、体が脳を洗脳するのだ。

これは様々な科学者たちが結集して知恵を集めたが、この仕組みを理解できなかった。

なぜあんな小さな股間という器官が何倍もある脳を支配してしまうのか…

人間は不思議だ。

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