エッセイ

禁酒してたけど失敗した!!

どうもみなさんこんにてゃ。

禁酒に失敗したアラサー男子です。

禁酒宣言をし、2か月。

最初の1週間は死に物狂いで禁酒を行っておりました。

しかし、時がたつにつれ。「禁酒している人生なんか楽しいか?」とか

じぶんに言い訳をしていくことになり、

 

1本だけ…

また1本だけ…

「たかしく~ん?ビール1本?まいどあり~!!せっかくだしなんかつまもうよ!♪」

「う~ん…」

「ほら、久々の酒なんだからさ!味気ないじゃん!」

「じゃあ、柿ピー。」

「は~い!!たかしくん柿ピーお買い上げぇ~!!!」

「それじゃあビール1本じゃ全然足りないよねえ?」

「じゃあ…」

みたいなセルフカイジごっこをやりつつ、自己嫌悪を紛らわすのであった。

 

そして振り出しに戻ってしまった。

毎晩、仕事が終わるとロング缶を2本飲んでしまうのである。

実にかなしい。

自分は元もとなにも継続ができない人間ではあるが、2か月ほど我慢しただけに実にかなしい。くやしいのであります。

 

そこで新しく禁酒する方法を見つけました。

それは画期的な方法。環境を変える。ということです。

現在私は午前10時~19時まで在宅で仕事を行っているが、それに加えて早朝のアルバイトを始めようではないかということだ。

朝起きなければいけない。と分かっていれば余裕をぶっこいて酒など飲むことはなくなるだろう。

実際にこの効果は高校の時に自分で体感している。

ラグビー部だった僕は、マスターベーションをすれば体力が減る。という迷信を本気で信じていた。

そして3年間(厳密には部活引退まで)ノンオナニーで過ごしたのである。

このありあまる性欲を抑え込んだのは、ラグビーの練習の恐怖。そして高校が家から2時間かかったことだ。

朝の6時には家を出なくてはならなかった。これが禁欲に大いに貢献していたに違いない。

ならば、今の仕事を通勤で2時間かかる場所にするか。鶏がなく頃にアルバイトをするかしかない。

朝活をして禁酒を促そうとも試みたことがあるが、そんなに意思が強ければそもそも禁酒に失敗などしていないのである。

 

そして今週。セブンイレブンのアルバイトに応募した。

コンビニバイトは約10年ぶりだ。

当時、遅刻魔で3週間でクビになったが、いまの私は違う。大人だ。立派なね♪

しかも歩いて30分もかかるコンビニである。運動も兼ねれる。

テレワークで失われた運動量を賄えるってわけさ。こんな最高なことがあるかい?

 

面接の日。私はコンビニまでの道のりで心が折れかかっていた。

なんせ最近30分もあるくことなんてないからだ。

20分ほどあるいたところで「こんなの毎日続けられるわけがない」と思い、引き返そうとしたが、

向かいからボインな女の子が歩いてきた。

そこで私はこう思った。

(もしかしたら今から向かうセブンイレブンにもボインなパートさんがいるかもしれない。それだけ確認しよう。うん。板橋のボインありがとう。)

そしてヒーヒーいいながらコンビニについた。

約束の10分前だ。ちょうどいい。

店に入る前にラッキーボインがいるか外から確認する。

んー。ボインはいなさそうだ。しかしおかっぱ頭の女の子(おばさん?中間のひと。お姉さんがしっくりくるのか。)がレジに立っていた。

このご時世だから、もちろんマスクをしている。

マスクを外せば必ず落胆することにはなるだろうが、はやりマスクをしていたらみんなかわいいからそのままでいい。

目的は禁酒なのだから。

前歯より犬歯が出ている女の子でもいい。

夜勤でいっしょになって廃棄の弁当を食べるとき以外、口元をしることもない。

 

そんなしょうもないことを考えていると、面接時間の5分前に。

店内に入り、おかっぱブスに事情を伝える。

「すみません。15時から面接をお願いしているものなのですが…」

「あ!はい!オーナー呼びますね!少々お待ちください!」

なんて愛想のいい子なんだ。

 

いい子といったがワンチャン年上かもしれない。

「少しだけ待ってもらえますか?」

「あ。はい!」

少しだけ待ってもらえますか?といったときに指で少しをジェスチャーする彼女に私ははぞっこんになった。

「ここで働かせてください。」

 

5分後、オーナーが登場。

めちゃめちゃやさしそうなおじいさんだった。

最高だ。寝ていても許されそうなおじいさんだった。

名前は佐々木さん

面接は変な離れた小部屋で行ったが、佐々木さんの人の好さに感動した。

最近、人の温かみを感じてなったときづく。

そうだよ。人っていいもんだよな…

いつからこんなに道端を歩いてる人間を邪魔だなあとか思うようになったんだろう。

みんなほんとはやさしいんだよなあ。

終始ため口の私にも佐々木さんは笑顔で接してくれた。

面接の途中で佐々木さんが「なにか質問はありますか?」といったので

「働いてる人はどういう人が多いですか?」というよくわからない質問をすると

「外人(ガイジン)がおおいね!」と言っていた。

公共の電波では外国人と言わないといけないが、

外国人を外人という人が私は好きだ。

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